肩こりさん必見!トリートメント効果を長続きさせる3つの方法

気持ちの良い施術を受けても、一時は良くなったけどすぐ戻ってしまう…

そんな経験はありませんか?

私のサロンにご来店のお客様の中にも、過去にそういった経験をされている方が少なくありません。

生活の中で蓄積してきた体の使い方の癖や筋肉のつき方によって、ほぐした体がまた元に戻ろうとするのは当たり前のことです。

施術を受けて、せっかく効果があったのなら、できればその状態を維持したいですよね。

日々の生活にちょっとした心がけで、マッサージやトリートメントの効果を継続できるようになりますので、ぜひ試してみてくださいね。

こんにちは。前橋市川原町のリンパサロン プライベートサロンからんの加藤です。

当サロンは重い肩こりやむくみに悩む大人の女性に多くご利用いただいています。

お客様からも「維持するにはどうしたら良いですか?」と尋ねられることもしばしばありますので、多くの方に共通する3つの方法を肩こりのお客様の事例に基づいてご紹介したいと思います。

当たり前の知っていることばかりになってしまいますが、意外と意識されて続けているということは少なかったりするのかな?と思いますので参考になれば嬉しいです。

深い鼻呼吸をマスターする

「えっ?そんなこと?」と思うかもしれませんが、真っ先にお伝えしたいとても大切なことです。

そもそも、前傾姿勢のお仕事や生活の中で、あなたの呼吸はとても浅くなっていることにお気づきでしょうか。

肩こりに悩む多くのお客様の共通点として、呼吸の浅さを感じています。

指摘をした際、「そうかも」と自覚のある方がほとんどなのです。

肩がこっているからそうなのか、呼吸が浅いから肩がこるのかはなんとも言えませんが、呼吸を変えることでこれまでとは別のはたらく筋肉があることは事実です。

筋肉が動くと血流が促進されます。

血液は酸素の運搬や老廃物の排出に大きな役割を担っていますので、サボっている筋肉を動かすことはこりの改善に大事な要素と言えます。

浅い呼吸は肩こりのせいばかりではありません。

呼吸はあなたの感情とも深く繋がっています。

不安や緊張、ストレスを感じると口呼吸で速く浅くなります。

逆にリラックスした状態だとゆっくりと深い呼吸ができる状態になります。

呼吸そのものが筋肉を使って行っているため、意識的に習慣づけることで呼吸の筋肉はやわらかくなり、深い呼吸は自然とできるようになっていきます。

同時に、深い呼吸をマスターすると自分の意思でリラックスした状態を作ることができるようになります。

瞑想などに近いかもしれませんね。

やり方

  1. 深く吐く
  2. 鼻から大きく吸う

これを繰り返しゆっくり行っていきます。

なんだか普通のことすぎて申し訳ありません(汗)

ポイント

  • 背筋を伸ばして胸を開く
  • 腰は逸らさない

鼻から大きく吸う際に使われる筋肉を実感して意識することが大切です。

新鮮な酸素を身体中に届けてあげてくださいね。

肩や胸が開いて、血液が巡っていきます。

適度な運動

健康や美容においてどこまでもつきまとってくるワード『適度な運動』。

きっとうんざりされていると思いますが、やはり大事なことではあります。

どの程度が適度かという問題ですが、それは目的によって変わってくるのだと考えています。

例えば、痩せたい方と筋肉を育てたい方の適度は違いますよね。

介護や看護の世界では心拍数を上げることが運動だと言ったりもするようです。

結局のところ、できるだけ施術効果を継続し肩こりの蓄積を遅らせるには、首・肩・肩甲骨周りの運動やストレッチが有効です。

筋肉は使い過ぎても使わな過ぎてもこります。

無意識に日常を過ごしていると、体の癖で同じところばかりが使われ、使われないところはどんどんサボります。

食事の際同じ側ばかりで噛んでしまったり、バッグを持つ手が決まっていたりする感じです。

当サロンで一番多いのは、肩甲骨の下部の辺りがサボりがちで、首の付け根がゴリッとなるタイプの肩こりさんです。

いわゆる猫背・巻き肩・ストレートネック3点セットの典型です。

弊害としてお腹が硬くなったり、鎖骨周りが硬くなったりして、体がますます前に前に引っ張られて固まってきます。

肩周りのセルフケア時に、肩を回したり肩甲骨を寄せたりというストレッチはやっていらっしゃる方も多いのですが、お腹を伸ばす、鎖骨周りをほぐすなどのケアまでは気にされている方は少ないようですね。

『肩』だけでなく、お腹や脇腹(肋骨周辺)も動きにくくなっていますので、合わせて伸ばしてあげるととても効果的です。

もちろん、有酸素運動などのいわゆる運動もできるに越したことはありませんよ。

適度な運動はストレスや気持ちの発散にもなります。

私自身、運動はなかなか続けられませんが、上手くストレッチを取り入れて酸素のめぐる体にしていきたいですね。

湯船に浸かる

シャワーで済ませずちゃんと湯船に浸かることのメリットは?

  • 体を温めることによって疲れが取れやすくなる
  • 水圧による血行の促進
  • 浮力によって筋肉の緊張だけでなく、心の緊張も緩めてくれる

などがあります。

体を温め汗をかくことで老廃物を排出し、代謝を促すことで免疫機能を向上させます。

また、胃腸や肝臓など臓器も温まることで働きが良くなります。

普段滞りがちな足先などの末端の血行を促すのに足の指をグーパーさせるのも効果的です。

ふくらはぎの運動にもなりますので、試してみてくださいね。

そして、リラックスすることで単純に自律神経が整います。

快眠をもたらし、元気に目覚められる…良いことづくめですね。

ただし、アルコール摂取時や体調不良時の入浴は十分にご注意ください。

さいごに

本当に当たり前のことばかりだったと思いますが、どの方法も実は自律神経に大きく関わっています。

不思議なことに、睡眠不足だと肩こりは改善しません。

リラックスすることが大事だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

本来私たちの体は自力で回復する力を秘めています。

マッサージやトリートメントの効果を維持するということは、つまりあなた自身の健康を維持することです。

ただ、体の中の循環が滞ったり過度なストレスでバランスを崩したりと、体はとてもデリケートで、

健康の維持は意外と簡単でもないですよね。

疲れやこりは溜め過ぎないうちにリセットできる手段をお持ちになってください。

その一端を担うのがサロンの、私のようなセラピストの役割だと考えています。

痛みが出たり、限界になってからご来店するお客様もいらっしゃいますが、トリートメントは『治療』ではなく、体本来の機能の回復をサポートするもので、疲れにくい元気な体に整えていくことを目的にしています。

そのため、疲弊する一週間前くらいが施術に良いタイミングです。

不調を感じる前に、定期的なメンテナンスで心と体をリセットすることが元気に歳を重ねるのにおすすめですよ。

\肩・首こりが気になっていたら/

\全身を整えつつ肩こりも重点的に改善したい場合は120分!/

最後までお読みいただきありがとうございました。

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